特別な日のご馳走や贈り物に!ローストビーフの選び方とおすすめ部位

特別な日のご馳走や贈り物に!ローストビーフの選び方とおすすめ部位

家族でのお祝いやご友人をお招きしての食事会など、特別な日のメニューに悩んだことはありませんか?
料理が好きな方なら、あれこれ考えるのも楽しい時間ですよね。

そんな時、テーブルを華やかに彩るローストビーフが並べば、みんなから歓声が上がるはず!

牛肉には様々な部位がありますが、ローストビーフにはどんなお肉を選べばいいのでしょう?
今回は、ローストビーフのお肉の選び方を解説いたします。
おすすめの部位や、かたまり肉の買い方、ローストビーフのアレンジレシピもご紹介。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

ローストビーフの選び方①:肉の産地を知る

まずは「肉の産地」に注目してみましょう。

■国産牛

日本国内で肥育・加工された牛の総称。
海外で肥育された牛を輸入し、日本で再度肥育・加工した肉も国産牛として扱われます。

国産牛の特徴は、なんと言っても濃厚でコクのある味わいです。
牛肉本来の旨味としっとりとした柔らかさを求めるなら、国産牛がおすすめ!

■輸入牛

輸入牛は、海外で肥育された牛を現地で食肉加工し、チルドまたは冷凍状態で輸入した肉を指します。
品種・肥育地・飼料などの違いから、国産牛に比べて脂肪分が少なく、赤身が多いのが特徴。
リーズナブルな価格でさっぱりとした味わいを好むなら、輸入牛がぴったりです!

■国産牛と和牛の違い

国産牛と和牛。よく似た言葉のため、同じものだと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし実は、国産牛と和牛には明確な違いがあるのです。

国産牛とは、日本国内で飼育・加工された牛の総称。
一方、和牛とは日本の在来種を元に作られた、食肉用の牛を指します。
つまり、和牛は国産牛の一部ということになります。

 

区分

定義

主な品種 

国産牛 日本国内で飼育・加工された牛の総称

ホルスタイン種、アンガス種、交雑種など

和牛 日本の在来種を元に作られた食肉用の牛 黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種

 

 

ローストビーフの選び方②:肉の部位を知る

次に、お肉の部位を見てみましょう。
ローストビーフは肉本来の味わいがダイレクトに料理の美味しさに直結するため、部位選びがとても重要なのです。

ローストビーフにおすすめの部位

ローストビーフに適しているのは、基本的に「赤身肉」と呼ばれる部位です。
具体的には以下の3つが代表的です。

  • もも
  • ロース
  • ヒレ


ローストビーフは、低温でゆっくりと加熱し、冷ましてから食べる料理。
そのため、脂肪分が多いバラ肉などは向いていません。
脂肪が多すぎると、ローストビーフにした際に口の中に油が残り、重たい食感になってしまうのです。

ローストビーフには、赤身主体の部位か、赤身と脂肪のバランスに優れた部位を選ぶのがおすすめですよ。

それぞれの部位の特徴

ここからは、各部位の位置や特徴をご紹介していきます。

 

【もも肉】
脂肪分が少なく赤身の強いもも肉は、あっさりとしたローストビーフに仕上がります。

■うちもも

場所:牛の後ろ足の付け根の内側に位置する部位
特徴:筋肉質で、牛肉の部位の中で最も脂肪分が少ない。
赤身が多い肉質で、硬くなりにくいのが魅力。しっかりとした歯ごたえとさっぱりした味わいが特徴。
ローストビーフに使われるポピュラーな部位。

 

■ランプ

場所:牛の腰から尻、ももにかけての部位
「ランプ」と「イチボ」に分かれ、ランプの下側(イチボ)を切り出した残りの部分をランプ肉と呼ぶ。
特徴:サーロインに続く腰からお尻にかけての大きな赤身。
肉質はキメが細かく、もも肉の中でも特に旨みがあり、一番やわらかい部位と言える。
赤身の中にも適度な霜降りがあり、さまざまな料理に合わせやすい。

 

■マルシン

場所:しんたまの中心に位置する部位。シンタマは、4つほどあるもも肉の一部。
特徴:サシが少ない赤身肉にもかかわらず、やわらかい食感が特徴。

【ロース肉】
もも肉よりもサシが多く、甘い脂身と柔らかな食感が特徴。
口の中でとろけるようなローストビーフを求める方には、ロースがおすすめです。

■リブロース

場所:肩から腰にかけての背肉の部分の肉を指す。
「リブ」は英語のrib(肋骨、あばら)の意味、「ロース」は「ローストに適している部位」を語源とする。
特徴:赤身とサシのバランスが良く、キメ細やかで美しい肉質。
お肉本来の旨み、霜降り、脂の甘みなど、牛肉らしい旨みがつまった部位。

 

■サーロイン

場所:リブロースに続く背中の部位。
牛肉の最高級部位で、「サー」はイギリスの騎士(ナイト)の称号、「ロイン」は、ロースと同じく「ロースト」を語源としており、ステーキ用として有名。
特徴:柔らかさと脂身の美味しさが堪能できる。国産牛であれば豊かな霜降りも特徴。

 

■肩ロース

場所:肩から背中にかけての長いロース肉(背肉)で、最も頭に近い部分。
関西では「くらした」ともいう。
特徴:脂肪が少なく、きめ細かい。風味もよく、加熱後に冷めても柔らかさを保つ。

【ヒレ肉】

■ヒレ

場所:サーロインの内側にある細長い部位。
特徴:サーロインに匹敵する高級部位。脂肪が少なく、きめ細かでさっぱりとした赤身が特徴。

 

ローストビーフ用のお肉はどこで買える?

ブロック肉が手に入りにくい理由

「近所のスーパーにブロック肉が売っていない!」と困ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブロック肉が近所のスーパーでなかなか見当たらないのは、ブロック肉があまり頻繁に売れるわけではない、という理由が大きいでしょう。

お肉は切り分けて長時間陳列すると、端の色が変わったりドリップが出たりして見栄えが悪くなり、売れ残ってしまうのです。

家庭料理で牛肉のブロック肉を使うのは、まさにローストビーフを作る時くらい。
クリスマスなどのイベント時期にはブロック肉が並ぶものの、それ以外の時期には販売しない、というのもうなずけます。

 

コストコが近くにあればぜひチェック!

大きなブロック肉が、いつでもお手頃価格で手に入るお店といえば、コストコです。
ローストビーフによく使われるもも肉だけでなく、肩ロースやヒレ肉もブロックで販売しています。
ローストビーフをよく作る方なら、少し遠くても行く価値は十分にあるでしょう。

海外産のロース肉は赤身が多く、霜降りが少ないのでローストビーフに最適です。
厚めにカットして、ボリューム満点の一皿が楽しめますよ。

 

確実にブロック肉を購入する3つの方法

コストコは家から遠くて行けない……という方も多いはず。
そこで、お家の近所で確実にブロック肉を購入する3つの方法をご紹介します。

①いつものスーパーでブロック肉をリクエス
普段から利用しているスーパーなら、お肉の質や味を把握しているので安心ですね。
ブロック肉が置いていない場合は、精肉コーナーの店員さんに声をかけて注文しましょう。
部位や重量の指定ができるので、パック売りより希望通りの肉が手に入ります。

ただし、当日の依頼だと断られることも。
肉の解凍や閉店間際の清掃の都合などで難しい場合があるので、前日までに電話で相談しておくのがおすすめです。

②精肉店で注文する
精肉店のショーケースにもブロック肉は少ないもの。
ですが、スタッフに相談して注文すれば、希望のサイズにカットして販売してくれます。

精肉店の強みは、お肉のプロのアドバイスが得られること。
いつも作るローストビーフの感想を伝えれば、最適な部位や形を提案してくれるはずです。

③ネットショップを利用する
ネットショップでの購入は、以下の点を納得できればおすすめの方法です。

・注文から到着まで時間がかかる
・ほとんどが冷凍状態で届く
・届いた商品を見るまで、お肉の質がわからない

価格を比較しながらじっくり吟味できるので、信頼できるショップが見つかればリピート購入も可能。
ネット購入の魅力は、安さだけでなく、地方の特産牛肉も手に入ることでしょう。
お肉選びの選択肢が広がるのは嬉しいポイントですね。

 

お好みの部位を、いつでも注文できる!和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUのご紹介

和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUは、きめ細やかなサシと粉雪のようなくちどけが特徴の、山形県産のブランド牛・雪降り和牛尾花沢のローストをご提供しているオンラインショップです。

厳しい気候の中で栄養たっぷりに育った雪降り和牛尾花沢を真空低温調理して、柔らかさと旨みを最大限に引き出しました。
業界20年のシェフ特製シャリアピンソースが、お肉の美味しさをより一層引き立たせます。

  • 尾花沢牛の特徴である、美しいサシと柔らかなくちどけが堪能できるサーロイン
  • 脂身が少ないながら、柔らかな赤身が特徴のランプ

二つの部位からお選びいただけます。

YU-SETSUギフト 雪降り和牛尾花沢ビーフシャリアピン サーロイン

YU-SETSUギフト 雪降り和牛尾花沢ビーフシャリアピン ランプ

ぜひ和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUをチェックいただき、とびきりの尾花沢牛ローストをご賞味ください。

 

 

作りすぎてしまった時も安心!ローストビーフのアレンジレシピ

大きなブロック肉で調理するローストビーフ、「張り切って作りすぎてしまった……」「ボリューム満点で、同じ味だと飽きてしまった」なんてこともあるかもしれません。

そんな時におすすめの、ローストビーフのアレンジレシピをご紹介します!

ボリューム満点ローストビーフサンド

材料(2人分)

  • 玉ねぎ 1/8個
  • トマト 小1個(約150g)
  • サニーレタス 2枚
  • バゲット 小1本(約20cm)
    または食パン 2枚
  • マスタード 小さじ2
  • マヨネーズ 大さじ1
  • ローストビーフ 6切れ
  • バター 5g


手順

  1. 下ごしらえ
    玉ねぎを薄くスライスし、水に約5分さらす。水けをきってペーパータオルで拭く。
    トマトは7〜8mm厚さの輪切りにする。サニーレタスは食べやすくちぎる。
  2. バゲットは長さを半分に切り、半分に切り目を入れて内側全体にバターを薄く塗る。
  3. マスタード、マヨネーズをよく混ぜ、バゲットの切れ目に塗る。レタス、トマト、玉ねぎを半量ずつ、ローストビーフ3切れずつを順にはさむ。

 

コロンとかわいいローストビーフの手まり寿司

材料(2人分)

  • ローストビーフ  6切れ
  • ごはん (温かいもの) 200g
  • 寿司酢 大さじ1
  • すりおろし生姜  小さじ1
  • 小ねぎ (刻み、仕上げ用) 少々
  • ポン酢


手順

  1. ボウルにごはんと寿司酢を入れる。
    切るように混ぜ合わせて6等分にし、粗熱を取る。
  2. ラップをひろげ、1のごはんを乗せて包み、丸く握ります。
  3. お皿に2を盛り付け、ローストビーフを重ねる。
  4. すりおろし生姜、小ねぎを載せる。
  5. お好みでポン酢をつけていただく。

 

 

とろける口溶けを、お好きな部位で|和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUのご紹介

本記事では、ローストビーフにおすすめの部位をご紹介しました。
牛肉の部位による味や食感の違いも紹介させていただきました。ローストビーフにした時の、味わいのイメージが膨らみましたでしょうか?

和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUは、きめ細やかなサシと粉雪のようなくちどけが特徴の、山形県産・雪降り和牛尾花沢のローストをご提供しているオンラインショップです。

業界20年、フレンチ一筋のシェフが、地元・山形県で育まれた食材と生産者たちの情熱を届けたい、と開発しました。

使用しているお肉は、厳しい気候の中で栄養たっぷりに育った山形県産のブランド牛・雪降り和牛尾花沢
このお肉を一番柔らかく、旨みを最大限に引き出すことにこだわり、57℃でじっくり低温調理しています!

徹底した温度・衛生管理の元、シェフが一つひとつ丁寧に調理しておりますので、お肉の中心部まで均一に火が通り、断面には雪降り和牛尾花沢特有の美しいサシを楽しむことができます。

  • 尾花沢牛の特徴である、美しいサシと柔らかなくちどけが堪能できるサーロイン
  • 脂身が少ないながら、柔らかな赤身が特徴のランプ

二つの部位から、お好きな商品をお選びいただけます。

YU-SETSUギフト 雪降り和牛尾花沢ビーフシャリアピン サーロイン

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さらに、お肉の美味しさを引き立てる特製シャリアピンソースが、お口に運んだ瞬間の幸福感を加速させます。

お誕生日のお祝いやクリスマス、記念日に。
ローストビーフのとろける美味しさが、特別な時間を彩ります。

ぜひ和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUをチェックいただき、とびきりの尾花沢牛ローストをご賞味ください。

 

この記事をまとめると

  • ローストビーフに向いているのは赤身の部位や、赤身とサシのバランスの良い部位
  • ブロック肉はスーパーでは手に入りづらいが、精肉コーナーでの予約や、精肉店やネットショップで注文することによって入手できる
  • ローストビーフはパンにもご飯にも合う。余った場合はアレンジして召し上がるのもおすすめ


美味しいお肉を味わいたい!という方には、ぜひ食材のプロが手掛ける、雪降り和牛のローストをご堪能いただきたいと思います。

和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSUでは、寒暖差の厳しい尾花沢の自然を乗り越えた雪降り和牛のローストや、柔らかくジューシーで、オレイン酸を多く含むヘルシーなデュロック豚のローストポークを購入することができます。

特別な贈り物やご自分へのご褒美に、ぜひお取り寄せしてみてくださいね。

和牛シャリアピンギフト専門店YU-SETSU

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